【k18 オパール リング】デザイン画
オーストラリア・シドニー、
そこから800kmほど北西に進むと、
ライトニング・リッジという場所につきます。
世界中のコレクター垂涎の的となっているブラックオパールは、
そこで産出されます。
100年以上むかしから、
その街は鉱山で一旗あげようと集まってきた人々でにぎわっています。
宝石のみならず、
レアメタルなど天然資源が見つかると、
人はそこに群がり、大騒ぎで大地に穴をあけ、採り尽くしますね。
現在もライトニング・リッジではオパールの採掘はおこなわれているものの、
隆盛を極めていたあの頃の勢いは衰え、
縦横無尽にあけられた大地の穴が、
うたかたの夢の跡としてライトニング・リッジの歴史を物語る。
たとえば1万年後の未来で、
そこに住む文明人が穴だらけのライトニング・リッジをみて、
何を感じ分析するでしょうか。
もしかしたら、
1万年前の原始人(私たちのこと)が、神聖なる宗教的儀式で穴をあけた。
・・・なんて想像かもね。