【pt900 ダイヤ ピアス】デザイン画
土台となる貴金属に、
すきまなくメレダイヤを敷き詰める仕立ては【パヴェ】と呼ばれます。
ご覧のデザイン画のピアスの場合、ふっくらとドーム形状のピアスに、
13から15ピースのメレダイヤが留められます。
【パヴェ】を美しく仕立てるには、
同じ大きさのメレダイヤを使用するのではなく、
大きさの異なる数種類のメレダイヤを使用したほうが良いでしょう。
直径10mm程度のちいさなドームとはいえ、
大小3種類くらいのメレダイヤで仕立てるほうが美しく、
そしてすきまなく敷き詰めることができます。
デザインの時点では、
留めるメレダイヤの数や大きさを特定しない方が得策と考えます。
プラチナで土台部分が完成してから、
石留め師にダイヤの配置や数を特定させる方が美しい仕上がりになるでしょう。
さてこのように仕上がり重視のオーダーは、
初期の段階でお見積もりが確定しないため少々不安ですね。
オーダーされる時点では、おおよその費用が伝えられるのみで、
費用が確定するのは仕上がる直前ですから、
このようなデザインは幾度かオーダーを経験した方が、
信頼できる宝石商に依頼するようなデザインと言えますね。