本日【9/7】の弥馬屋は・・・露のホワイトゴールドリングに注目!
虫の声が静かに聞こえる夜に、
月に照らされ 白く光る露は、
しみじみとした美しさをたたえています。
日が昇れは、
あっという間に消えてしまう儚さに、
趣を感じますね。
その儚さから、
露が結ばれてから 消えてしまう僅かな間を
「露の間」、もろく儚い命を「露の命」、
無常の世を「露の世」と呼びます。
一茶は幼い娘、
さとの死に「露の世は露の世ながらさりながら」
と詠み、
この世の儚さは知っているがそうはいっても
・・・と慟哭しています。
本日から30日ほどで
「寒露」を迎えます。
「寒露」は季節をあらわす
二十四節気のひとつで、
霜になりそうな 冷たい露の時期
という意味です。
そして季節は晩秋へ入っていきますね。
そこで本日は、
朝夕の涼しさが際立ってくる秋の草に降りた、
露のようなリングに注目ください。
それはホワイトゴールドに
メレダイヤをちりばめ、
シンプルなデザインと
高品質のダイヤモンドの輝きで、
気品あるリングに仕上がっております。
あらためまして、
ホワイトゴールドってなんでしょう。
復習してみましょう。
24金という素材は
非常に柔らかいため、
ジュエリーには向いていません。
24金のリングに
宝石を留めようとしても、
留めるための爪が柔らかすぎるので、
大きな爪で留めなければなりません。
しかも装着していると、
リングそのものがグニャグニャに
変形してくるので、
爪が開いて宝石が落ちてしまいます。
指でつまんでグッと力を入れると
曲がるほど柔らかいです。
そこで24金に別の金属を混ぜて、
少しだけ純度を落とした
18金が活躍します。
24金に銀や銅を混ぜた18金は
非常に硬くなり、バネ性も強いので
様々なデザインのジュエリーが
実現可能となります。
これが皆さんご存じの
18金イエローゴールドです。
さて18金を生成するさいに、
銀や銅ではなく、
パラジウムという白い金属を混ぜると、
イエローゴールドに比べて
白っぽい18金になります。
これが18金ホワイトゴールですね。
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