本日【9/24】の弥馬屋は・・・なぜ?サンゴの赤に注目!

 

とといは「秋分」でした。

太陽は真東から真西に沈むため、

「春分」の日と同じく、

昼夜の長さがほぼ等しくなる日。

 

秋分を中日とした一週間は「秋の彼岸」で、

今年は19日が「彼岸の入り」で、

25日が「彼岸の明け」ですね。

 

彼岸とは、煩悩の先にある悟りの境地。

 

先祖の霊をお迎えして、

先祖を敬い亡くなった方々をしのぶ時です。

 

そして彼岸になるのを待っていたかのように、

彼岸花が咲き始めますね。

 

サンスクリット語で天上界に咲く小さな赤い花を意味する彼岸花

 

彼岸花は「曼珠沙華」ともいわれ、

サンスクリット語で

天上界に咲く小さな赤い花の意味。

 

いかにも彼岸に相応しい花です。

 

花の形はとても独創的で、

空に向かって伸ばす

反り返った花びらと蕊の勢い。

 

またその花の色はとても魅力的です。

 

群生すると、

秋のぬけるような高い青空を背景に、

音もなく燃え広がる紅の炎のようです。

 

花が終わってから葉が伸びて、

冬には青々とした

葉をしげらすのもいいですね。

 

さて本日は、今が盛りの曼珠沙華のような、

珊瑚のブローチをご覧ください。

 

それはあるお客様からの

リフォーム依頼でお仕立てしたものです。

 

美しい赤の色も素敵ですが、

おばあさまから

いただいたというその珊瑚は、

先祖を敬う彼岸につけたいブローチですね。

 

サンゴにも、

さまざまな色彩がございますが、

有名なのが「血赤サンゴ」と呼ばれる

真っ赤なサンゴですね。

 

このサンゴ、深海と呼ばれる

数百メートルもの深さに生息しています。

 

そこは、

太陽の光が届かない暗黒の世界。

 

真っ暗な色彩の無い世界で

赤々と成長するサンゴ。

 

誰にも見えないのに、

いったい何のために

「赤い」のでしょう。

 

きっと誰かに見せるために

「赤い」わけではないのでしょうね。

 

私たちも、

他人からの評価など気にせずに

自分のカラーを大切に

生きてゆきましょうね。

 


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