【Pt900 ブルートパーズ ペンダント】デザイン画
この項をご覧頂いている皆さんの中に、
宝石の原石を見たことがある方がどのくらいいるか存じませんが、
研磨が施される前の原石はじつに鈍い発色で、
「魅力のカケラも見いだせない」
と言っても過言ではないでしょう。
道ばたに落ちていても誰も拾わないだろうし、
宝石だと気づく人もいないと思います。
そんな原石を
目もくらむような美しさに変貌させるのが、
研磨職人であります。
ゴツゴツした石ころだったトパーズを綿密に計算し、
ツヤツヤとした12枚のかわいい花びらに変貌させてしまうのですから驚きです。
豊富な経験をつんだ研磨師になると、
「ココんところもうチョットだけ削って、ピタッと石がくっつくようにしてくれます?」
とお願いすると、
「まったくしょーがねーなー」
なんて言いながらも正確に削ってくれますし、
「ペンダントにする予定なんで、厚みを少なくカットして欲しんだけど・・・」
なんて要望も、
「そんなのデザインの方で何とかすりゃーいーじゃねーか!まったく」
なんて言いながらも快く引き受けてくれる、
憎めない人たちです(*^^)v