ジュエリー好きが集まる、東京でいちばん南のリフォーム専門店。創業43年の工房が直営なので、お見積もり費用の最安値宣言!

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デザイン画集

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シバかれるよぉ、きっと。

 

【K18 ダイヤ ピアス】デザイン画

安定的に供給されつづけるホワイトダイヤモンドに比べ、

カラーダイヤモンドは供給が不安定ですから、

同じカラー、同じカットで4ピース手配するのは簡単ではありません。

 

ご依頼主からリクエストを頂くと直ちに、

世界各地に張り巡らせてある私のネットワークで捜索が開始されるのですが、

ときに捜索が数ヶ月に及ぶこともあり、

ご依頼主をヤキモキさせてしまう事態になります。

 

ご依頼主のゴキゲンが悪くならないうちに、

各地のダイヤモンドブローカーに催促するものの、

「ハハハッ、催促されても無いモノは無いよ!地球に聞けっ!」

と言われる始末。

 

このセリフをそのままご依頼主に伝えたら・・・

しばかれるな、

きっと。

 


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デザイン相談すると、オモシロイ現象が起きます。

 

【Pt900 ダイヤ リング】デザイン画

貴金属の売却ブームに乗って、

使わなくなった手持ちのジュエリーを現金化したものの、

それらに留められていた小さなメレダイヤは返却されてきて、

持て余していたそうです。

 

「よーく見たらその中の一部は、少し茶色っぽいメレダイヤでね、

まぁ安モノのジュエリーだったからねぇ・・・」と仰るお客様。

 

小さなメレダイヤは、いつの間にか紛失してしまう方が多いので、

「いっそのこと、こんなリングに全部まとめて留めてしまいましょうか」

などと言いながらラフ画を描き始めましたら、

「あぁ!どうせならふたつに分離するようにして・・・」

とお客様にも火がついて、2枚3枚とラフ画を描くうちに、

さっきまでは想像もできなかったデザインが生み出される。

 

すると、

【安モノの茶色っぽいメレダイヤ】だったはずの石が、

【天然色ブラウンダイヤ】と呼ばれるようになるからオモシロイ。

 


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昭和の風景を写し込んでいるアレ。

 

【Pt900 ダイヤ リング】デザイン画

高く高く反り立った爪で、

ダイヤモンドを持ち上げるようにして留められた

【立て爪デザイン】のダイヤリング。

昭和の時代に一世風靡したそのデザインは、

まさに婚約を象徴するアイテムとして、

日本から【結納金】の文化を消滅させたと言われています。

 

あれから50年ほど経ち、

ほぼ毎日のように女性たちが立て爪ダイヤリングを持って私の所を訪れます。

これ見よがしに反り立ったデザインを、もっとスタイリッシュに、

もっと使いやすくするべく、リフォームに至るわけです。

 

使われる事の無かったリングはどれも傷ひとつなく、

あの日あの時のまま、

昭和の風景をうつし込んでいるように見える。

 


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細身で小柄なご依頼主。

 

【K18 クォーツ ペンダント】デザイン画

内部からブラウンの光沢が溢れ出る、

大きな大きなクォーツを持参された、細身で小柄なご依頼主に、

「どんなにアッサリと仕立てても、出来上がるとこのくらいのボリュームになってしまい、

それを支えるチェーンも、太めのデザインにしないと強度上の不安があるので・・・」

などと説明しながら、このラフ画を描いたのを思い出します。

 

細身で小柄なご依頼主は、

そのラフ画を実際に胸に当てて、鏡を見ながらヒトコト、

「こんなのが欲しかった」・・・と。

 

あの瞬間、

私はそれまでの殻を1枚破ったと、

細身で小柄なご依頼主に今も感謝している。

 


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頑張ってるアナタ、少し休みません?

 

【Pt900 ダイヤ ペンダント】デザイン画

ダイヤモンドはものすごく硬い。

ヤスリなどで削ろうとしても、まさしく歯が立たないわけです。

ノコギリでも無理、オノでも無理なのに、

手がすべって机に落としただけで、パックリと二つに割れてしまった?!

 

もしかしたら皆さんの中にも、

同じような経験をした方がおいでかもしれませんね。

表面は想像を絶するほど丈夫なのに、

内面は案外もろくて砕けやすいのです。

 

さて、皆さんのまわりで、

ダイヤモンドのような人を見かけませんかね(笑)

ガンバリすぎないように、ときには休んで、

楽にいこう\(^o^)/

 


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そのドラマチックな物語は、唯一無二。

 

【Pt900 ダイヤ ペンダント】デザイン画

最近とても多く寄せられるご依頼のひとつが、

ご覧のデザイン画のペンダントをお仕立てするリフォームです。

装飾は少なく、

あっさりとダイヤの輝きだけを身につける感覚でお楽しみいただけます。

値段もリーズナブルで、

お求めになりやすいのが人気を後押ししているとも言えます。

 

ご覧のようにデザイン画に落としこんでしまうと、

なんだか味気ないデザインに思え、

どれも同じような仕上がり具合に見えるのですが、

持ち込まれるそれぞれのダイヤに刻まれている壮絶なストーリーは、

ご依頼主ごとに色とりどりで、ドラマチックで、唯一無二であります。

 

母から娘へ、男性から女性へ、

人から人へダイヤモンドが受け継がれるたび、

この宝石にはストーリーが刻まれてゆきます。

 


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人の欲、その深さを見てみよう。

 

【Pt900 ダイヤ ペンダント】デザイン画

 

ダイヤモンド鉱山ときいて、

どんな山をイメージしますか?

神々しい輝きを放つダイヤモンドが眠っている鉱山となれば、

天に向かってそれはそれは高々とそびえ立っているイメージでしょうか(笑)

 

ところが実際に採掘がおこなわれているダイヤモンドの鉱山を調べると・・・

【穴】であることに気づきます。

それも人の力であけたとは思えない程の超巨大な穴です。

 

直径も楽に1000mを超え、

深さも1000mを超える驚くべき景観に唖然とします。

【人工であけられた世界最大級の穴】

と称されるダイヤモンド鉱山は、

今日も広く深く削られながら人の欲望を視覚化しています。

 


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宝石たちも、なんだか嬉しそうなんです。

 

【Pt900 ルビー ペンダント】デザイン画

昔ながらの立ち上がったデザインに留められたリングには、

多くの場合で小さなメレダイヤが留められ、

中央の宝石を引き立てています。

 

おそらくは数十年前に製造されたであろう、

そんなリングが「古臭い、使いにくい、壊れた」など、

様々な事情でリフォームに持ち込まれ、ペンダントなどに仕立て直されます。

 

そんな時に、

中央の宝石だけでなく小さなメレダイヤも、

新たなデザインに移植してあげると、ご依頼主は喜んでくださいます。

そしてご依頼主だけでなく、

宝石たちも喜んでくれているように感じる時がありますが、

まぁ気のせいでしょうね。

 

 


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ボッコボコにされます、きっと。

 

【Pt900 ルビー ピアス】デザイン画

20年以上つづけて感じる事ですが、

ジュエリーデザインとは、時間をかけてよーく考えて、

答えを導き出すモノではないように感じます。

何日も何カ月もかけて導き出したデザインの方が、

ご依頼主の心をワクワクさせるとは限りません。

 

ジュエリーデザインは、学術的な事柄を思案したり計算するのとは、

性質が大きく異なるという意味です。

 

ご覧のデザイン画のように、

1分ていどで着彩まで終えてしまったラフ画に、

強く共鳴するご依頼主もおいでです。

そしてこのスピード感は

デザインの現場ではよくある、普通なことなんじゃないか

・・・と感じます。

 

私の所では、ひとたび課題を与えられたら、

数日後に持ち越すことなく、直ちにアイデアを描き始めます。

お察しの通り、課題を与えられた私はお客様に試されているわけですね。

私にとってデザイン現場は、

緊張感と恐怖心の入り混じった試練の場というわけです。

 

もし仮に私が、

「んーこれはチョット、何日か思案してデザインを・・・」

なんて事を言い出したなら、

きっとお客様はお怒りになり、私のことをギッタンバッタンと・・・

 


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キヲツケナ、俺に触れるとヤケドするぜぃ。

 

【Pt900 ガーネット ペンダント】デザイン画 その③

前回と前々回、そして今回の3回にわたり

ガーネットのペンダントリフォーム案を取りあげております。

 

第3回目の本日は、メレダイヤが徐々に氷結していく様子を描いたデザイン。

ガーネットの周囲をメレダイヤが取り巻く

一般的なデザインとは大きく異なるデザインです。

まるでガーネットの研ぎ澄まされた輝きが、

周囲を凍りつかせたかのようです。

 

最下部のメレダイヤだけ小さくスイングさせて、

デザインに遊びをつくります。

名付けて

【気をつけな!アタシに触れると凍りつくぜ仕立て!】

 

さて、

3回にわたり3種類のデザインをご覧いただきましたが、

あなたがご依頼主ならどんなデザインで仕立てますか?

 

 


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