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デザイン画集

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少しお待ちください、今スグお見積もりを出すので。

 

【K18 パール リング】デザイン画

デザイン相談のさい、お客さまのテンションも盛り上がってくると、

「ちょっとこの辺にメレダイヤでも留めてみてよ!」

なんて展開になります。

 

そんな時は瞬時に、どの程度の大きさのメレダイヤを何ピース留めると美しいか、

予測できなければいけません。

限られたスペースにメレダイヤを留めるので、

小さなサイズのメレダイヤなら沢山留まりますし、

大粒なら少量しか留まりません。

費用 対 効果が最高になるような計算が求められます。

 

そして、ご覧のデザイン画のように、

メレダイヤを留めるスペースが徐々に細くなっていくデザインなどでは、

その計算はより複雑になり、電卓を駆使しての計算がおこなわれますが、

ほとんどのお客さまがこの段階で、

「えーと、だいたい分かりますから、おまかせします」

と助けてくれます<(_ _)>

 

 


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スカイブルー、見たことあります?

 

【pt900 ターコイズ リング】デザイン画

こんもりと山の高いターコイズを、

3ピースのダイヤで装飾した、

(自分で言うのもなんですが・・・)じつに使いやすいデザインです。

 

さてターコイズの色合いもさまざまありますが、

その中で最も評価が高い色合いが【スカイブルー】を発色するターコイズだそうです。

ところで、スカイブルーってどんな色でしょうか?

青空の色?淡い水色?

事実、英語名の【スカイブルー】は非常に細かく定義されているようです。

 

それは、

「夏の晴天の午前10時から午後3時までの間、

水蒸気や埃の影響の少ない大気の状態における

ニューヨークから50マイル以内の上空を、

厚紙に1インチ四方の穴を開けて、

それを目から約30センチ離してかざし、

その穴を通して観察したブルー」・・・だそうです(^^;)

 

いつか出会えるでしょうか?

スカイブルーのターコイズに。

 

 


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みんなね、かわいいんですよ。でもね。

 

【pt900 サファイア リング】デザイン画

リフォームのデザイン現場に持ち込まれるジュエリーたちは、

古く老朽しているものの、

それぞれがジュエリーとして成り立っていた過去を持つアイテムです。

つまりそれぞれに主役であるメインストーンが留められているわけです。

 

リフォームによって、これらを1つのデザインに濃縮するさい、

【誰を脇役に降格させるのか】という問題が生じます。

小学校の学芸会のように、

主演女優だけで6人も居る「不思議の国のアリス」は成り立たないわけです(笑)

 

さて、そうは言っても

主役の座を降ろすのは惜しい!という宝石があるケースでは、

ご覧のデザイン画でリフォームしてみてはいかがでしょう。

これなら劇の配役に対するモンスターペアレンツからの苦情も、

未然に防げるというもの。

 

ただし主演が多いほどに、

作品としての輝きが鈍るという事もお忘れなく。

 

 


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ジュエリーを見れば、その方の人生を語れます。

 

【pt900 ダイヤ リング】デザイン画

ご依頼をいただいたお客さまの事は忘れません。

どれほど時間が経とうとも!

・・・たぶん忘れません(^_^;)

 

以前にもここでお伝えしましたが、

私とお客さまのデザイン相談の現場では、ジュエリーの話を飛び越えて、

ついには「人生観」にまで話が及ぶことがございます。

新たにデザインするジュエリーは、

お客さまがこれまで歩んできた人生とリンクさせなければなりません。

つまりお客さまを知ることが私の仕事であるわけです。

 

どれほど時が経とうとも、

ご依頼をいただいたお客さまの濃厚な人生は忘れません。

 

顔や声や名前は忘れたとしても(笑)

お仕立てしたリングを見れば、依頼主の人生を語る事が出来ます!

顔や名前を思い出すのは・・・

まぁ、その後でゆっくりと(^_^;)

 

 


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ご依頼主の要望を、汲み取ること。

 

【pt900 ヒスイ リング】デザイン画

リフォームを検討中のお客様の中には、

持参されたジュエリーを余すことなく再利用されたい方が多くいます。

貴金属などは、どんなに古くとも再利用はたやすいのですが、

宝石たちを余すことなく使い切るには、

私の頭脳を刺激して、アイデアを絞り出さなければなりません。

 

さて、ご覧のデザイン画のお客さまも、

古くなった数点のジュエリーを持参された一人です。

大きな穴が中央部に貫通したヒスイと、

変形したケシパールを10数粒。

これらで細身の(←普通ムリです)指輪を作りたいとの事でした。

 

このデザイン画ですが、

私の力不足でヘナチョコな画に描きあがってますが、

できあがった実物は、

思っていたよりも(←注目)素敵なリングになりまして・・・ホッ(^^;)

 

 


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「もー買わない!」って本気ですか?

 

【pt900 ダイヤ リング】デザイン画

いろいろなバリエーションで組み合わせて使える指輪は便利ですね。

素材や宝石を違えて4種類くらいあれば、

それらを組み合わせることで、「もうこれいじょう指輪はいらない!」

といえるほどに豊富なバリエーションを楽しむ事が出来ますね。

 

これでもう指輪を買う必要はなくなるわけです。

どう考えてもお得な、

じつにじつにお得なお洒落と言えます。

・・・が、しかし。

もうこれで指輪を買わないなんてことが、

本気でできる人はいませんね。

 

試しにあなたの自宅玄関の

シューズボックスをご覧になってみてください。

もうこれで買わないなんてことが、本気でできる人はいないのです。

持ってるでしょう?

山のように・・・クツを。

 

 


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何も話さない時間が、ございます。

 

【pt900 ルビー リング】デザイン画

リフォーム相談におこしのお客さまの中で、

どんなデザインで仕立てたいのか、

答えを持って来店される方はほとんど居ません。

つまり店頭でリフォーム相談中に、

どんなデザインが自分にふさわしいのか、悩むわけですね。

 

ご覧のデザイン画のお客さまのケースでも、

その様子が見て取れます。

曲線を主体にした流れのあるデザインにするか、

全く正反対のテイストのデザインにするかで悩んでいるようです。

 

この段階まで来たら、私は多くを語らず、

静かにお客さまの答えを待つことにしています。

他のあらゆる悩み事と一緒で、お客さまの心は既に答えを出しているから。

それを口から発するまでジッと待つわけです。

 

 


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宝石は、奇跡の連続で存在します。

 

【K18wg ヒスイ リング】デザイン画

地下深く、2万mから3万mくらいの場所。

例えばそこにナトリウムがあって、

しかも比較的低温の環境で、

それでいて1000気圧程度の高圧の環境であったりすると・・・

まもなくヒスイが結晶し始めるでしょう。

 

時が経て、

じっくりと時間をかけて熟成したヒスイの結晶も、

その才能が地下深くに埋もれているのではモッタイナイ。

そこでヒスイを私たちの地表世界に運んでくれる、立役者が必要となりますね。

 

それは地球の地殻変動や造山活動といった大地の躍動です。

そしてこれらの条件がそろった場所は世界でも極めて稀なわけですね。

・・・さて、

こんなこと書いてしまうと、

次回から軽い気持ちでヒスイをデザインできなくなってしまいそうですね(笑)

 

 


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100%が求められている現場にて。

 

【K18 ルビー リング】デザイン画

繰り返しになりますが、私の所へ寄せられる数々の依頼は、

新たな宝石を手配して仕立てるジュエリーデザインではなく、

依頼主が持参する多種多様のジュエリーから外された宝石たちで仕立てる、

ジュエリーデザインです。

 

それまで依頼主が使い込んでいた多様なジュエリーから寄せ集められた、

個性の強い宝石たちをまとめ上げるのが私の仕事と言っていいでしょう。

 

全ての宝石たちのキャラクターを調和させ、

ひとつのデザインに集約するわけですが、

時にはご覧のデザイン画のように

3ピースのダイヤを返却する場合もございます。

 

考え悩んで、

「3ピースを留めるより留めない方が良い」

という決断を依頼主に相談するわけです。

新たに仕立てるジュエリーには、

100%の完成度と満足度が求められますので、

こんな苦渋の決断を迫られることもあるのです~。

 

 


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おっきい指輪、大好きです。

 

【pt900 パール リング】デザイン画

大粒の宝石をリングに仕立てると、

指のほぼ全域をその大粒宝石が占めることとなり、

残ったわずかな部分のデザインなど、無いに等しいですね。

こうなると私どもデザイナーの出番はもはや無いと言っていいでしょう。

 

ご覧のデザイン画からも、

【ちから及ばず感】というか【イクジナシ感】が、

なんとなく伝わってきますね。

 

デザインするのがペンダントならば、

膨大な量のデザイン案を提案できますが、

リングとなると難しいのです。

「使いやすくてポップなのを、お願いねっ!」

と、ご依頼主は軽く仰いますが・・・(泣)

 

 


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