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デザイン画集

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さまざまなご依頼主と、ものづくり。

 

【K18/Pt900 ルビー ペンダント】デザイン画

ご依頼主が、

コロンっとした可愛いルビーを店頭に持参され、

自然のモチーフをオススメするとして・・・

 

『真っ赤なルビーはゴールドで包み込み、

陽光をうけて輝く1枚のリーフから下に落とし、スイングさせます。

茎は徐々に太くなるようにつくり込むことで、

見た目の重心を安定させましょう』

・・・という解説でGOサインを出すご依頼主と、

 

『まぁこのさい、構図的なことは横に置いといて、

純粋にデザインを楽しみましょうよ!』

・・・でGOサインを出すご依頼主がいます<(_ _)>

 


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紙とエンピツを持って、宝石選び。

 

【K18 ターコイズ ペンダント】デザイン画

あたりまえですが宝石の買い付け現場では、

数々の宝石たちが裸(ルース)の状態で

小さなケースやビニール袋に収納されています。

それら小さなケースやビニール袋は山積みにされ、

中にはほこりをかぶっているものもチラホラ・・・。

 

さて買い付けのさい、

私は必ずメモと鉛筆を持参します。

なぜなら、

この色気の『い』の字もない展示をされているルースの山の中に、

やや緑味を帯びたターコイズを偶然に発見したときに、

【池で産卵のポーズをとるトンボのペンダント】

を閃くかもしれませんから。

 


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我々を乗せた船。

 

【K18 サンゴ ペンダント】デザイン画

花の形に彫られたサンゴ。

今では地方のドライブインでも見かける

アクセサリー雑貨になり下がってしまいました。

 

キヘイのゴールドネックレス。

今では男性でさえも身につけるのを避ける

低俗品になり下がってしまいました。

 

体の稜線にタイトにフィットするボディコンに、

肩パット入りスーツ・・・

 

一時は隆盛を極め、皆が追い求めたファッショアイテムも、

時とともにそのイメージは枯れ果て、

新たな時代には残れない運命をたどる。

なんだか切ないですね。

 

いつかブームは再来するでしょうか?

また彼らに会えるでしょうか?

われわれを乗せた船はどこへ向かっているのでしょうか。

 


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重たいですけど、やりますか!

 

【Pt900 ヒスイ ペンダント】デザイン画

ご家族のどなたかが、

アジア圏を旅行された経験のあるお宅のジュエリーボックスに、

非常に高い確率でしまいこまれている、

【彫刻が施されたヒスイ】には、

表だけでなく裏にも野菜や植物などが所狭しと彫り込まれて、

ジュエリーボックスの中を優しい緑色で和ませています。

 

それは決して使用されることなく、あたかも根が生えているかのように、

薄暗いジュエリーボックスの中で

瑞々しいグリーンを発色していることでしょう。

 

えっ?

そのヒスイを使いたい?

その重たいヒスイをですか?

・・・さて、困りました。

 


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ずっとずっと昔の話。

 

【K18 コハク ペンダント】デザイン画

太古の昔、

われわれの祖先がハムスターくらいの小動物であったころ、

地球に君臨していたのは大型の爬虫類だったそうです。

約2億年もの間、地上を支配したといわれる恐竜たちのことは、

多くの研究からその全容をうかがい知ることができます。

 

さて、

先人達の足跡を調査するのに大変有用なのがコハクです。

コハクの中には太古の記録がとても良い保存状態で遺っています。

今宵、

コハクを眺めながら、

地球の歩みに想いをはせてみましょうか・・・

 

 


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デザイン相談の、こんなエピソード。

 

【Pt900 ダイヤ リング】デザイン画

十文字に並べた5つのダイヤモンドを、

挟み込むようにプラチナのリング部分をデザインしてみたら、

ご依頼主に

「なんか生き物みたいな生命感を感じるデザインだわね」と言われ、

「それでは・・・」とデザイン各部からゴールドのツルを芽生えさせてみました。

 

なんと、

この冗談半分で描いたデザイン画を、ご依頼主は大絶賛?!

お仕立てする運びとなりました!

その場に居たスタッフは驚きのあまり言葉を失い、

ポカーンとしていました・・・(^_^;)

 

 


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細かなパーツにも、注目してみて。

 

【Pt900 ダイヤ ペンダント】デザイン画

デザインの上部と下部をつなぐ1本の棒が見えます。

この棒が長いほど下部が大きくスイングする大胆なデザインとなります。

依頼主の好みの長さで仕立てるわけですが、

ここで注目いただきたいのは棒の形状です。

 

それは丸棒でも角棒でもなく、

デザイン画の右側にも描かれているように、

棒の正面部分を細く削り、

断面が2等辺3角形になるように仕立てると素敵です。

 

通称ナイフエッヂと呼ばれる、この棒の形状は、

丸棒や角棒よりも手間がかかりますが、

ダイヤの輝きに調和したシャープな雰囲気が演出できるのですごく素敵です。

 

ショッピングのさいは、デザインの中の細かなパーツに注目して

「おっ!ひと手間かけてあるな」

と感じさせるジュエリーを見つけてみてください。

 

 


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上目づかいで、お顔をうかがいながら。

 

【Pt900 プレーナイト ペンダント】デザイン画

プレーナイトという宝石をご持参の依頼主に、

リーフを1枚くっつけたデザインを提案してみましたら、

「あっさりしすぎ!もっと派手に!」

と却下され、

顔色をうかがいながら1枚、また1枚とリーフ付け加え、

さらに顔色をうかがいながらサファイアやダイヤやガーネットをあしらい、

さらにさらに顔色をうかがいながら小さなルビーの実を付け加え、

ようやく制作のGOサインをいただきました。

 

上目使いで、少し弱そうに

「いかがでしょ?」と・・・m(。。)m

 


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タイって、すごい国です。

 

【Pt900K18 ルビー リング】デザイン画

最近ですと、

タイの奥地で産出する赤いルビーがキレイですね。

タイという国は実に多様な宝石が産出するHOTな国です。

 

それに加えてタイ以外の国々で産出された宝石たちも、

この国には集まってきては、

多様なジュエリー製品に作られ世界市場に輸出されていきます。

 

ほとんどのジュエリーには、

made in ○○○ のような製造国の表示がされていないので

気づきにくいと思いますが、

現在、ものすごく多くのタイ産ジュエリーが日本市場に流通しています。

 

ぜひ日本のジュエリー事情に深く根ざしている

タイという国に注目してみてください。

興味深い国ですよ~。

ちなみにご覧のタイ産ルビーを使用したリングは、

日本で制作しました。

 

 


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繰り広げられる、楕円形の攻防。

 

【Pt900 サンゴ ペンダント】デザイン画

紙質から記憶をたどると、

コレは20年以上前に描いたデザイン画だと思いますが、

楕円形の描きあがりに心の乱れを感じます。

 

円や楕円を描く時は、

ジックリと正確に筆を運ぼうとするほどイビツになってしまいます。

心を無にして1秒でサッと描くのがコツです。

ところが、

デザイン相談の現場で依頼主に手元を凝視されながら、

心を無にするのはとても難しいわけです。

 

たった1秒で済むことなのに、緊張して手が固まってしまう。

そしてひとたび固まってしまうと、

心の中を邪念と煩悩が満たし始めて、もう動けない。

その内心を、目の前の依頼主に悟られまいとあがくほど、

心は乱れるわけです。

 

このように、

たった1秒の世界で繰り広げられる攻防が、

楕円形には描かれているワケです。

オモシロイでしょ。

 

 


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