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デザイン画集

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すんごい集中力の人たちがいます。

 

【pt900 サンゴ リング】デザイン画

これは懐かしい1枚ですね。

10年以上も前に描いたものです。

ここに【1/100 8p】という謎めいた暗号が記載されていますが、

これは100分の1カラット(0.01ct)という小さなサイズのダイヤが8個留まります

という意味です。

 

1つのジュエリーは、沢山のエキスパートたちがたずさわって仕立て上がるわけですが、

その最終工程を任されるのが、宝石を留める職人であります。

1/100ctのサイズとは、直径で約1.3mmもの極小ダイヤモンドなのですが、

驚く事に彼らはそのサイズを

「結構おおきい石」

と言うのです。

 

弥馬屋の石留め職人たちはその半分の半分、

なんと1/300ctや1/400ctの超極小サイズのダイヤを、

強い集中力で留めてしまう集団です。

いったいどんな人たちなんでしょうか・・・いずれ紹介しますね。

 


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舞台監督として、観客を導きます。

 

【pt900 グリーンクォーツ リング】デザイン画

主演女優を誰にするのかは・・・お客さまに決めていただきます。

ご覧のデザイン画のご依頼では、

大粒のグリーンクォーツ(水晶)のリングを仕立てるさいに、

主役を引き立てるべく、名脇役を起用することになりました。

 

そこで選ばれたのはミャンマー出身の大物、【ヒスイ】でした。

水晶を引き立てるヒスイ??

多くの方がそう思うのではないでしょうか?

脇役に抜擢されたヒスイには、その美しい照りをそのままに、

少し小さくなってもらい、水晶を下から照り上げる演出をいたします。

 

すると、

リングを上から見たとき、ヒスイの照りと水晶の輝きがハーモーニーを奏で、

その強烈なインパクトが観客を至福の時間へ導くのです。

これが舞台監督としての私のつとめ・・・なんてね。

 

 


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アナタに自然はくぎづけです。オミゴト。

 

【K18 ダイヤ ネックレス】デザイン画

イヤリングのスクリューの部分や、

チェーンの留め金具、

ピアス針やキャッチなど、

ジュエリーの可動的な部分には、大量生産の既成パーツが使用されることがきわめて多く、

お客さまだけでなく我々ジュエラーですら、

「工夫の余地はなし!」

と自信たっぷりに決め込んでいる人が多くいます。

 

そんな常識の中で、こちらのお客さまは少し違いました。

ネックチェーンの留め金具で、

長さを調整することができるスライドパーツが人気ですが、

こちらのお客さまは、その先端を自身のダイヤで飾りたいと仰る。

 

背中側でサラリと揺れるダイヤが与えるインパクトは、

後ろに居る人の視線をクギづけにするでしょうね。

おみごと!

 


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「えぇぇ!」って。

 

【K18 ガーネット ネックレス】デザイン画

とても豪華なデザインですね。

実際につくるかどうかはともかく、デザイン画を描くだけなら、

どんなに豪華でもいいですよね!

 

このデザイン画は、

「しずく型のガーネットでネックレスが欲しいわ」

というお客さまの為に、いくつかデザインした内の1枚です。

 

この他に描いたデザインは当然、もっとシンプルで現実的なデザイン画でしたが、

「例えばこんなのも・・・」

なんて風にこの画を出したら

「これにするわっ!」とお客様。

「えっ?!ホントですか?」と私。

 


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「そうですそうです、ここでグァーいきます」

 

【K18wg パール リング】デザイン画

デザイン画を描く時、私はあまり影をいれません。

色を塗るときに軽く濃淡をつけますが、鉛筆の段階で影を入れるのがキライです。

鉛筆の影を入れないメリットは、画が明るく描ける事です。

私の描く画って爽やかでしょう?(←強引ですね?)

 

さて、もちろんデメリットもございます。

ご覧の画のような立体的に湾曲したデザインを描写しにくいのです。

脳裏にひらめいた奇怪なデザインを、

デザイン用紙の上に落としこめないことがございます。

 

そのような時は言葉を駆使しまして、

「ここのところがグアァーってきまして、こちら側でストンッとおさまるのです。

おわかりいただけますか?お客さま」

・・・という具合です。すいません。

 


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解明されていない謎、あります。

 

【pt900 ダイヤ ブローチ】デザイン画

皆さんはブローチを胸のどのあたりにつけますか?

「どこでも好きな場所につければいいじゃない!」

という声が聞こえてきそうですが、

実際には多くの方が胸の左側に付けています。

ジュエリーにとどまらず、大振りのコサージュも左側に、西洋の勲章も左側に、

ジャケットやセーターなど、お洋服にデザインされた刺繍も左側についています。

ブローチを右側につけたらダメ!なんてことは決してないのに、

多くの方がなんとなく左側につけます。

今から十数年前・・・

私がまだ駆け出しの頃に、ジョージアン時代のアンティークを多く所蔵する美術館の館長に、

このことを質問したことがありました。

館長曰く、「諸説あるのですが、本当のところはわかりません」

と仰ってました。

いやしかし、不思議ですね~。

 

 


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いざ、自分探しの旅へと。

 

【K18 パール リング】デザイン画

ゴールド系の発色をするパールを仕立てるさいに、

使用する貴金属をイエローゴールドで仕立てるのか、

それともプラチナで仕立てるのがふさわしいかを、

悩まれる方がおられます。

そんな時は想像力を働かせ、自分がその指輪をつけている場面を思い浮かべてください。

・・・さぁ心を落ちつかせましょう・・・

【しっくりと落ち着いたトーンにツヤ消した、プラチナ枠の中央で、

ゴールドのパールが鎮座しているデザイン】か、

【軽やかにカーブさせた細身のゴールド枠に、

羽ばたくようにマーキーズダイヤモンドをあしらったデザイン】なのか、

これは、

自分探しの旅だと思います。

 

 


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プロのお仕事。

 

【pt900 パール リング】デザイン画

この1枚・・・時間が無かったのでしょうか?

ずいぶん走って描いてますね。

店頭ではデザインやデッサンの能力の他に、【すばやさ】を要求される場合がございます。

『あの、15分後の特急のチケット買っちゃったんですけど、

このパールでリングをデザインしてください』

というお客様がいらしても、

『えっ?!』

なんて言ってるようではいけません。

一瞬でひらめいたデザインを、な・る・べ・く丁寧に描き、

制作伝票を作成、お品物をお預かりし、お見送りするのがプロ。

 


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ジュエリーに携わるすべての人たちは。

 

【k18 インカローズ ペンダント】デザイン画

どんなに美しい宝石も、磨かなければ輝きません。

ダイヤモンドの原石も、精巧な研磨技術によって適切な角度にカットされなければ、

単なる硬い石であるままなのです。

研磨職人は感覚を研ぎ澄まし、

異常なまでの集中力で宝石をカットしているわけです。

大きなインカローズを、

苺の形状にカットする時も貴重で高価な宝石を削るのですから、

ほんのわずかな失敗も許されません。

研磨職人だけでなく、

私たちジュエリーに関わるすべての者たちは、

ほんのわずかな失敗も許されないわけです。

そう、決して失敗は・・・

ん?んんっ?!

【グリーンガーネっト】の文字の中にひらがなが混じってますね・・・

 

 


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もしも、当時の自分と話せるのなら。

 

【Pt900 パール リング】デザイン画

パールのリングをリフォームする方の多くは、

『ポッコリと上に出っ張ったデザインを変えたい』

と仰います。

ところが丸々としたパールを平たく削るわけにはいきませんから、

事実上は数ミリ低くつくるのが限界なのです。

ならば

【出っ張って見えないデザイン】にするしか方法がありません。

リング枠をパールに向けて少しずつ立ち上げてデザインすると、

パールとリング枠との、見た目の段差が減ります。

実際には1~2ミリ低い程度なのに、見た目ではとても低く、

使いやすそうな印象に出来上がるわけです。

この1枚はずいぶん昔に描いたデザイン画ですが、

以上のことを計算した画なのか、

それとも感性だけで描いたのか、

当時の自分に聞いてみたい・・・。

 

 


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